観に行きます。
作品は10月10日より公開されている今年で生誕100周年を迎えた
太宰治の小説を映画化した
『ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜』です。
豪華なキャストですよね。
浅野忠信に松たか子、そうそう昨年モントリオール世界映画祭で
グランプリを獲得した「おくりびと」にも出演していた広末涼子も
出ているんですよね。
このヴィヨンの妻も今年のモントリオール世界映画祭で
監督賞を受賞しました!
ちょうど監督である根岸吉太郎さんがインタビューに応えている
記事を見かけました。
監督曰く、
「『ヴィヨンの妻』には余白があった。余白に入り込んで、
ある程度自由に物語を作れることが、原作を映画化する
大きな原動力になるわけだから、太宰と取り組むのに
『ヴィヨンの妻』は悪い小説ではなかったと思う。」
(讀賣新聞10月9日夕刊より)
才能ある小説家でありながら酒に溺れる男(=浅野忠信)と、
その男の全てを受け入れようとする妻(=松たか子)、
男と心中未遂を起こす愛人(=広末涼子)、根岸監督は
どんな夫婦の像をこの映画で描いているんでしょうね。